富士フイルム X-E3 フイルムシミュレーション「アグファオプティマ200 / Agfa Optima200」
「アグファオプティマ200 / Agfa Optima200」
昨日、単純に桜の撮影を楽しみに出ましたが事のついで。まだ試していないプリセットを試しました。アグファ オプティマ200と言う35mmカメラが存在するのですがそれと同名のフイルムがあります。どちらもレトロ志向な方に人気が高いです。
製作者によると「偶然の事故」で発見したレシピと言うことですから設定を煮詰める箇所は残ってるかも。私はカメラのオプティマもフイルムのオプティマも未経験なので今回は何も考えずに撮ってきました。
屋外のデータが不足してるシネスチルとコダックエクター100のレシピも撮影したので続けて掲載。
レシピ:
プリセット: プロビア / PROVIA
ダイナミックレンジ: DR100
ハイライト : -2
シャドウ : +2
カラー : -2
ノイズリダクション : -3
シャープ : 0
グレインエフェクト : WEAK / 弱
ホワイトバランス : AUTO R-1 B-1
ISO : 自動ISO 6400
露出補正 : +2/3~+1
アグファのサンプルになりそうな写真を検索しましたが、アグファの基本的な部分は再現できてる印象です。ただレトロなスタイルが当たり前の年代ですから雰囲気まで追及したらオールドレンズを活用するのがいいでしょうか。素直な描写で年代物レンズの特徴を楽しむにはベストかも。 富士ノンレンズだと逆に性能が高すぎるかも知れないですね。
シネスチル 800T:
シネスチル800Tの設定は乾いて生真面目に写ります。印象は都市向けなんですが周囲が暗いと浮かび上がるのは昼でも同じみたいですね。落ちた桜の花びらがよく映ってます。都市と夜景に強いのは間違いないですね。
コダック エクター100:
所詮は再現なのでデジタルっぽさはあります――が、苦心しただけあってフイルムの巨人の風格は出てました。偉大と言うかグランブルーな感じですが、桜が可愛く撮れてることは意外です。 それで思ったのがニコンのデジカメの路線に近いフイルムだったんだな――と。黒や逆光時の描写に優れてるカメラでした。なるほどニコンとコダックエクター100の組み合わせを見ないわけです。方向が同じならコントラストが上がり過ぎますよね。
余談として:
桜の散り始め、もう巷は余すとこ無くコロナが騒がれていますね。「もう来年は出来ないかもしれない」そんな思いで撮りに行きました。撮影の河川公園では旧知の方々と久しぶりに井戸端しました。
目を疑うようなことばかりする政権――、さらに治療法なし。何処の誰の仕業でこの状況になったか明白な上に、言うことを聞いても死が待っているとは・・・。変わらないのは来年も桜は咲くことでしょうか。
シネスチルの設定を持ち出したのも光を見つけに・・という思いから。逃げ場など無くなってからの遅すぎる自粛要請ですから、今後もマスクをして気をつけて出る・・・しかないです。最近はいいニュースがまるで無いですが、とにかく清潔に過ごして乗り切りましょう。状況も楽しんで。でも何で私達が政府から命を守る行動をとらないといけないんでしょうかね?
参考元: